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ツールドフランス 2014 動画あり 第10ステージ [2014]




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ツールドフランス 2014 第10ステージは
ミュルーズ~ラ・プランシュ・デ・ベル・フィーユ 161.5km(山岳ステージ)

山岳コース3日目は、161.5kmの短距離に難峠・激坂が
7つも詰め込まれた難ステージ。
マイヨ・ジョーヌ争いに大きな影響を与えるステージだ。
序盤20kmこそフラットだが、そこから先は行けども行けども山ばかり。
ステージ半ばには1級プティ・バロン(登坂距離9.3km、平均勾配8.1%)、
1級プラツェルヴァゼル(7.1km、8.4%)が連続で襲い掛かる。
このあたりは一級とはいえ勾配が10%未満のため
プロのレーサーなら問題ないでしょう。

問題はこの先、短いけれど爆発的な力を要する最終2峠。
ゴール前18kmの1級シェーヴル峠(3.5km、9.5%、最大勾配18%)、
そしてフィニッシュ峠の1級ラ・プランシュ・デ・ベル・フィーユ(5.9km、8.5%、20%)。
特に最終峠は登坂口が13%で、ラスト250mが20%と、
最初から最後まで猛烈な力が必要!

最大勾配 18%だの20%だの訳のわからない数字が
並んでいますが、こんなところ車でも登れるのか?
という急坂。やっぱりプロレーサーはすごいとしか
いいようがない。

コース図
img_profile_10.jpg

レース概要
山に入れば一寸先も見えないほどの濃霧。暑くなったり、寒くなったり。
たとえ晴れてはいても、道はじっとりと濡れていている悪状況。
そんな中で悲劇がディフェンディングチャンピオンのクリス・フルームに続き、
総合大本命アルベルト・コンタドールを地面に叩きつけた。

15時20分。7つの峠のうち、3つ目の、
ちょうど麓にさしかかったときだった。
「ポケットに手を入れて何かを探しているときに」(チームプレスリリースより)、
コンタドールが道路右側に転がり落ちた。右ひざを切り、
大量の血が流れた。左足のシューズに不具合が発生し、
交換を余儀なくされた。その後再びバイクにまたがるも
監督とコンタドールは話し合いを行い、
アシストたちに感謝の意を伝えて、彼のツールは
終わりを告げた。フルームに続きコンタドールまでがリタイヤ。

既に頭角を現し始めていた「第3の男」と
呼ばれていたヴィンチェンツォ・ニーバリが
今大会の大本命になろうとしている。

2年前にクリス・フルームが初のツール区間勝利を勝ち取った山で、
ニーバリは自らがマイヨ・ジョーヌにふさわしい王者であることを改めて証明した。
フルームが消え、コンタドールが去ったから、
自動的にマイヨジョーヌが転がり込んできたわけではなく
ニーバリは自らのアタックで、区間とマイヨ・ジョーヌを勝ち取ったのである。

ただし、まだアルプス、ピレネーと大山岳地帯が待ち受けている。
ニーバリにも何が起こるかわからないのは、フルーム、コンタドールの
落車を見れば明らかだろう。ただ、今回のツールは新しいヒーローの
登場を願っているのかもしれない。



ハイライト動画です



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